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トランプ、女性記者の容姿に差別的な発言⇒CNN同僚が批判「男性は言われない」

「黙れ、子ブタ」などの強い言葉で、これまで何度も女性記者を攻撃してきたアメリカのトランプ大統領。

6月3日に大統領執務室で行われた記者会見でも、CNNのケイトラン・コリンズ記者に女性蔑視的な言葉を向けた。

この発言がCNNの男性記者らから厳しく批判されている。

【動画】コリンズ記者を名指して容姿に触れ、「決して笑わない」と攻撃するトランプ大統領

女性記者を名指しで攻撃

トランプ氏は3日の記者会見で、「反武器化基金」が棚上げになった件について答えていた最中に、突然「CNNは非常に腐敗した組織だ」とメディア批判に転じた。

さらに室内に立っていたコリンズ氏に攻撃の矛先を向けて「そこに腐敗した記者が立っている」と発言。次のように言葉を続けた。

「決して笑わない……彼女は若くて美しい女性なのに、決して笑わない。私は彼女の笑顔を見たことがない。彼女の目には憎しみが宿っているように見える。彼女は、我々が国境を守り、強力な軍を持ち、減税し、国民の望みを実行していることを憎んでいるんのだ」

質問をしたのはコリンズ氏ではなかったが、トランプ氏が標的にしたのは彼女だった。

さらにこの質疑の後でコリンズ氏が同基金について追及した時には、トランプ氏は彼女に「静かに」「恥を知るべきだ」と告げた

男性は言われない

このトランプ氏の発言を強く批判したのが、同じくCNNでアンカーを務めるアンダーソン・クーパー氏だ。

クーパー氏は3日の放送で、「これがアメリカ大統領なのです」と指摘。

「80歳近い男性が何の抵抗もなく、彼女の容姿についてコメントし、『もっと笑え』と指図している。こんなことは男性には起きません。私は職場でこんな風に言われたことは一度もありません」

「彼女は他の記者たちと同じように仕事をしていただけです。後ろには、笑顔を見せていない男性たちが大勢立っていました。彼女だけが標的にされたのです」と強調した。

さらに、クーパー氏はこれまでのトランプ氏による女性記者を見下すような発言をまとめた映像を紹介。

ゲストでジャーナリストのタラ・パルメリ氏に、「こういう発言を何度も何度も繰り返すというのは本当に奇妙です。しかし、女性にはいつも行われているのではないでしょうか」と意見を求めた。

この質問に、パルメリ氏は「これは女性の日常そのものです。(コリンズ氏は)力のある女性ですが、彼は彼女を物扱いし、容姿に関する女性差別的な発言をして見下しているのです」と答えている。

トランプ氏のコリンズ氏に対する発言について、CNN広報担当者はハフポストUS版に、次のようなコメントを寄せている。

「ケイトラン・コリンズは卓越したジャーナリストで、ホワイトハウスやその他の現場から、深い洞察力と粘り強さをもって日々取材や報道を行っています。また、その取材力を生かし、キャスターとしても様々なCNNのプラットフォームから世界中の視聴者に信頼できる報道を毎日届けています」

ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆・編集しました。

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© MANDEL NGAN via Getty Images

ホワイトハウスの大統領執務室で記者会見するトランプ大統領(2026年6月3日)

トランプの特使、グリーンランドで子どもを「チョコチップクッキー」で釣ろうとするも冷遇される

著者: Ron Dicker

アメリカのトランプ大統領にグリーンランドの特使に選ばれたルイジアナ州のジェフ・ランドリー知事が5月17日、首都ヌークを訪問した。

しかし、この訪問は現地の人たちから歓迎されたとは言い難いようだ。

ニューヨークタイムズによると、ランドリー氏は街を歩いている最中に、住民の一人から中指を立てられた。

さらに、グリーンランドの子どもたちにトランプ氏の象徴でもある「MAGA帽」を配ろうとしたところ、複数人が首を横に振って断ったという。

【動画】グリーンランドの子どもたちに冷遇される米特使のランドリー氏

現地で撮影された動画には、ランドリー氏が一人の子どもに「写真を撮りたい?」と尋ね、「いいです」と断られる場面も映っている。

別の動画では、ランドリー氏は「ルイジアナの知事公邸に来たら、チョコチップクッキーを好きなだけ食べられるよ」と言って、子どもたちの歓心を買おうとしている。

トランプ氏は、デンマーク内の自治領であるグリーンランドを併合または支配したいと主張し続けてきた。一方、グリーンランドのニールセン首相は、これまで一貫してトランプ氏の要求を拒否し続けている。

ニールセン氏はランドリー氏の発言について、「私たちには譲れない一線(レッドライン)があります。どれだけチョコレートクッキーをもらおうとも、その一線を変えるつもりはありません」とデンマーク公共放送DRのニュース番組で語ったと、ニューオーリンズのメディアNOLAが報じている。

これに対し、ランドリー氏は「線は一つしかない。それは赤、白、青だ」と述べた

グリーンランド首相「脅しが行われないのが重要」

ニールセン氏は、ランドリー氏との会談後の18日には「前進があると考えています。私たちグリーンランド側は、全員にとって良い解決策を見つけることに注力しています。最も重要なのは、グリーンランドやグリーンランドの人々に対し、併合や支配、買収といった脅しが行われないことです」と記者団に語った

一方、ランドリー氏は今回の訪問について「私はただ、ここでたくさん友人を作りたいだけです」とDRに語ったとEUのニュースサイト・ユーラクティブ(Euractiv)が報じている。

ホワイトハウスは、今回のランドリー氏の訪問はグリーンランドとの関係強化のためだとしている。

ホワイトハウスのオリビア・ウェールズ報道官は「グリーンランドにおける、アメリカの国家安全保障上の利益への対応は、良い軌道に乗っていると前向きに捉えています」とハフポストUS版の取材にメールで回答した。

同氏は「ランドリー知事は素晴らしい仕事をしています。トランプ大統領が、国内外の長期的な平和を追求するために結成した世界トップクラスのチームの非常に重要な存在です」とも述べた。

ハフポストUS版の記事を翻訳しました。

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© CHRISTIAN KLINDT SOELBECK via Getty Images

(中央)グリーンランドのヌークで開催されたビジネスイベント「フューチャー・グリーンランド」の会場周辺で撮影されたジェフ・ランドリー氏(2026年5月20日)
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