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公園や庭の「黒っぽい虫」、絶対に近寄らないで。触らなくても「毒針毛」が風で飛散。SNSで「やられた」の声も

「刺されて全身真っ赤に」「やられた」――。6月に入り、SNS上でこんな悲鳴が相次いでいる。

原因は、公園や自宅の庭などに潜む虫。恐ろしいのは、その虫に直接触れなくても被害に遭う点だ。

「毒針毛」と呼ばれる0.1mmほどの微細な毛が風に乗って飛散し、皮膚に付着するだけで皮膚炎を引き起こすという。

この時期は特に警戒が必要で、自治体も注意を促している。

【画像】「絶対に近寄らないで」。触らなくても“毒針毛”が風で飛散…公園や庭にいる「黒っぽい虫」

患部をかくと「毒針毛」が広がり被害拡大

その虫の正体が、「チャドクガ」の幼虫だ。

ツバキやサザンカなどツバキ科の植物に発生する毛虫で、庭の植え込みや生垣のほか、公園にも潜んでいることがある。

注意を呼びかけている神奈川県茅ヶ崎市によると、幼虫は年2回ほど、4〜6月と8〜9月頃に発生。

卵から成虫に至るまで全期間を通じて毒針毛を持ち、庭木の手入れ中にうっかり触れてしまうケースも多いという。

幼虫の毛に触れてしまうと、その直後から皮膚が赤く腫れ、1〜2日後にはかゆみの強い赤い発疹が現れる。

かゆみは2〜3週間続くこともあり、患部をかいてしまうと、直接触れていない部分にも毒針毛が広がり、被害が拡大する恐れがある。

SNS上では、「干してた服の中に」「朝起きたら腕に湿疹。触れてもいないのに」といった“被害報告”が相次いでいる。

「えぐない?」と首に出た症状の写真を投稿する人もいた。

万が一刺されてしまった場合は、セロハンテープなど粘着力のあるもので患部をそっと押さえ、毒針毛を取り除く。

その後、強い流水やシャワーで上から洗い流し、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を使用する。

同市は、水ぶくれになるなどした場合は、皮膚科に行くことを推奨している。

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© Kazutaka via Getty Images

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